個人でもある程度は可能ですが、労力と時間を考えると医師やカウンセラーに相談するほうをお勧めします。拒食症は日に日に弱っていく病気ですので、労力はともかく、少しでも早く治療が終了する方法を選びたいものです。病院では、心療科、精神科、内科で受け付けています。

精神を安定させるためには精神科かカウンセラーを、体の負担をやわらげたり、治療したり、栄養を補給するためには内科を利用することになります。

わからなければ、とりあえずは内科で診てもらうと良いでしょう。
ただし、根本的な治療は本人の意識次第です。医師やカウンセラー、薬に任せきりでは治療できません。

具体的な治療方法に、「認知行動療法」、「家族療法」、「集団療法」、「薬物療法」があげられます。

認知行動療法とは、ストレスになっている点をストレスと考えないようにする、あるいは肯定的に考える思考を生み出すように導く「認知療法」と、制約や賞罰を設けて行動を矯正する「行動療法」とを合わせた名称です。最近は認知療法と行動療法を区別せず、このように呼ぶほうが主流のようです。

家族療法とは、家族をも患者とみなし、彼らにも理解を求め、協力的になるよう導く治療法のことです。家族の無理解がストレスを増進させていることも少なくないのです。

集団療法とは、同じような悩みを持った人たちが語り合う場を用意することです。苦しみを正直に吐き出せること、連帯感を持つことがストレスの軽減につながります。

薬物療法とは、抗うつ薬など、ストレスを軽減する薬を用いる治療法です。しかし、繰り返しますが、薬では根本的な解決にはなりません。やはり大切なのは周囲が本人の状況を理解し、ストレス原因となる物事と辛抱強く向き合っていくことなのです。

これらの治療法にくわえ、周囲の理解があってこそ拒食症は改善に向かっていくと言えます。



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