「標準体重」の80%(あるいは85%)以下の体重を努めて維持しようとする人が、基本的には拒食症と診断できます。
この標準体重は、男女ともに以下のいずれかの方法によって算出されます。
■(身長)^2 × 22 ÷10^4
■(身長-100)×0.9
(注) 「^2」は累乗です。
たとえば160cmであれば、56.3kgあるいは、54.0kgが標準となります。どちらが正しいのかはわかりません。どのくらいの体重がもっとも健康であるかの認識は、医学者たちの中でも議論があるのでしょう。
例として、最近、雑誌やテレビなどで活躍中のモデルをあげてみます。
蛯原友里 169 cm 48 kg
押切もえ 169 cm 46 kg
山田優 169 cm 47 kg
(身長)^2 × 22 ÷10^4の式を使えば、169cmの標準体重は62.8kg。標準とされる範囲は53~71kgといったところです。62.8の80%は50.24ですから、彼女らは該当してしまいます。医学・健康の観点からすればバランスが悪く、安易に目指すことは危険な数字だといえます。
では彼女らが拒食症かというと、そうではないでしょう。実際に食事を拒絶しているかというと、そのような話は聞きませんし、体を壊したなどという話も今のところ聞きません。本人から直接聞いたわけではありませんが、彼女らの美しい体型は単に体質の問題であったり、地道なエクササイズの賜物でしょう。もちろん食事についても制限はしているでしょうが、それは
間食をしない。
遅い時間に炭水化物を摂らない。
など、「太らない」食事を実践している地道な結果であって、闇雲に食事を絶って急激に体重を減らそうとした結果ではないでしょう。そうでなければ、あんなに健康そうに見えるはずはありませんから。